名古屋(愛知)の探偵社(興信所)を選ぶ|調査依頼まで

探偵社(興信所)を選ぶ際のポイント

初めて探偵社に問い合わせをする前は誰もが電話帳、広告チラシ、ホームページを見て次のようなことを考えるのではないでしょうか。

  • 調査地域に合わせた探偵社を選ぶか地元の探偵事務所を選ぶ。
    調査報告や打ち合わせがしやすい地元の探偵事務所にするか調査地域で選ぶかだけの判断ですね。
  • 探偵調査経験が豊富かどうかを判断して選ぶ
    この時点では判断基準がありませんね。
  • 費用(探偵料金)が明確かどうか、又はわかりやすいかで選ぶ
    ホームページである程度はわかりそうです。
  • 大手の探偵興信所かどうかで選ぶ
    ホームページや電話帳の宣伝文句で想定は出来ますが事実はわかりませんね。
  • 事務所があるかどうかで選ぶ
    電話で訪問できるかどうかを聴けば大丈夫ですね。
  • 信頼出来そうかどうかで選ぶ
    最初は電話で問い合わせた時点で想像するしかありませんね。

慎重にしっかりと選ぼうと考えた方は、このような事を複合的に考えるのではないでしょうか。そして実際に電話などで問合せした後は次のようなことを考えるのではないでしょうか。

  • 電話での応対(話し方など)で詳しく相談して良さそうかどうか。
    応対の雰囲気や話の聞き取り方、聴きたいことが詳しそうか判断できます。
  • 事務所や相談室が問合せ先に実際にあるのか。
    事務所に訪問したい旨を伝えて対応を見ればわかりそうです。
  • 電話対応者が単なる受付でなく、少なからず聞きたいことを答えてくれたかどうか。
    いくつか質問を纏めておいて質問すれば判断できるでしょう。
  • 実際に会ったとして無理な契約をさせられる不安はないか。
    依頼の意思はあってもその場で決めるつもりは無い、とハッキリ伝え、それでも気持ちよく対応してくれるなら安心出来そうです。

実際に探偵を選ぶ際には最低限どのようなことを考えたらよいのか

探偵社や興信所が探偵を選ぶ基準を語るのはとてもおこがましいことかと思いますが、探偵であっても何かのサービスを受ける上では同じように考えるものです。そのような際や内情を知っている探偵だからこそ注意した方が良い点を考えてみたいと思います。

  • 実際に会っての相談前に考えることは皆さんと殆ど変わらないでしょう。
  • 事務所や相談室に訪問できるのか。
    探偵名古屋セラピーでは事務所訪問可能です
  • 料金が明確でわかりやすく、追加料金・調査経費など内訳詳細説明があるか。
    探偵名古屋セラピーの書面には計算方法から必要記載項目がございます。
  • 追加料金が発生する際に事前連絡や口約束以外の事前約束事項はあるのか。
    探偵名古屋セラピーでは必要事項について特記事項に記載可能です。
  • 契約書(前書面・後書面)が探偵業法に沿ったものになっているか。
    探偵名古屋セラピーでは探偵業法に沿った書面になっています
  • 契約書に料金・期間・条件などが記載されているか。
    探偵名古屋セラピーの書面に記載事項がございます
  • 契約条項や重要事項などの記載があり、説明を求めたことについて担当者が答えられるか。
    探偵名古屋セラピーでは全てお答え可能な相談員が対応しています。
  • 守秘義務や情報管理など漏洩の心配が無いように対策が取られているか。
    探偵名古屋セラピーでは情報データなどインターネット接続しないPCなどで管理しています。詳しくはトップページの「秘密保持の5原則」をご覧ください。
  • 調査を行う上でのリスク(発生し得る問題点)について自ら説明をしてくれているか。
    探偵名古屋セラピーでは契約前にご説明しています。
  • 調査の事例などを答えられるかどうか。
    探偵名古屋セラピーではお客様を特定できない可能な範囲でお答えしています。
  • 経験や調査力について説明を求めて答えてもらった内容に不安がないか。
    お客様次第となりますが、自信を持ってお答え可能です。
  • 調査期間中の連絡について、担当者と直接やり取りできる専用回線があるか。
    探偵名古屋セラピーでは調査中でもやり取りできる専用回線を用意しています。
  • 報告形式は口頭・書面・データなど、取り決めはあるか。
    探偵名古屋セラピーではしっかりと取り決めを行い品質の高い調査報告書をご提供しています。
  • 報告後にも相談には乗ってもらえるのか。
    探偵名古屋セラピーのカウンセラーが対応しています。
  • 弁護士などが必要になった際は紹介してもらえるのか。
    探偵名古屋セラピーからのご紹介を行っています。

最低限、このような事に注意して、ご契約をすることが大切です。
この中で最も一般の方に解りにくいのは、探偵業法に沿った書面(契約書)です。書面とは、保険の契約をしたことがある方ならご経験はあると思いますが、同じような感じで契約をする前には前書面と言われる重要事項説明書など、後書面と言われる契約書と分かれており、記載しなければならない内容も決まっていますが、記載方法が決まっているわけではないので判りにくい誤解しやすい形式の探偵社もあるでしょう。

大手と思える探偵社と個人探偵社又は小規模探偵者との違い?

探偵社も普通の会社や病院などと同様に個人経営・法人経営のケースがあり、法人なら、有限会社・株式会社などと分かれています。
では、探偵社を選ぶ際に個人経営の探偵社か法人経営の探偵社かどちらがいいと思いますか?

普通の会社や病院などと同じように個人だから非常に小さな組織、法人だから大きな組織とは限りません。
例えば株式会社でも有限会社でもそうですが、最低一人いれば会社組織にすることは簡単なことです。
個人経営の病院でも院長一人で営業されている病院もあれば、院内に様々な科を設けて専門の先生を雇用又はバイト扱いで営業している病院もありますよね。
この様に考えると探偵社を選ぶ基準は個人経営か法人経営かよりも、もっと別の事に重点を置いて考えた方が良いでしょう。

他にも選ぶ基準として良く聞く意見の中には大きな探偵社だから、社団法人の○○協会の加盟員になっているから、NPO法人の××協会に加盟しているらしいから、といった理由も良く耳にします。では、大きな探偵社とはどのような基準で大きいと判断できるのか考えてみましょう。

大手探偵社・興信所

  • 広告に全国に支社があると書いてあった。。
  • 広告に掲載されているスタッフらしき人物写真の集団写真がすごいと思ったから
  • 広告に地元の各市区町村又は主要市区に○○営業所と記された電話番号があったから
  • 全国最大クラス又は最大級の調査会社と書いてあった
  • 広告に芸能人が起用されていた
  • 専門の教育機関があり、全てのスタッフが専門教育を受けたプロと書いてあるから

その他にも大きな探偵会社だろうと考えてしまうような広告は多数あります。しかし、上記に挙げた理由で大きな探偵興信所と判断して良いのでしょうか。

例えば全国に支社がある、各市町村などに営業所(電話番号)があると記載されていた、について考えてみましょう。
支社とは、一つの会社の本社が在り、各地域に100%の資本関係がある支社や営業所の事を想像しますよね。
しかし実際には、支社と広告されているものは支社ではなく、その会社とのノレン契約を利用した個人探偵社又は法人であることも多く在ります。
また、広告に地元(愛知県)の各市区町村に連絡先がある会社の場合、実際には転送電話で相談受付の電話を転送し、一つの事務所でまとめて受けている探偵会社が多く在るのも事実です。

この様な調査会社を大きな会社と思ってしまい、安心して調査を依頼出来ると思った会社は支社支店ではなくノレン契約を利用した個々の探偵社だったなどということも在り得ます。

全国最大クラス、又は最大級の探偵社興信所

全国最大クラス、又は最大級とはそれを謳っている会社が何を指しているかです。
例えば、純粋な自社社員数、年間の調査件数、相談件数、売り上げ高などを指しているのか、全国に提携(グループ)する探偵会社が多くその総計を指しているのか。
大手の探偵社を選びたい、と考える依頼者様が知らなければならない本来の最大とは、資本関係のある支店・支社・営業所の数や合計した調査件数・相談件数などではないでしょうか。

実際に依頼したい調査が全国広域にまたがり非常に大掛かりな人数を要する調査には調査スタッフ数の多い探偵社を選ぶのが良いこと(メリット)だと思いますが、探偵として一般的に想定される浮気調査や家出調査など、ご依頼条件にもよりますが2~3名程度で行うのが普通です。
全国最大クラスを選ぶ必要があるのか、地元密着の経験豊富な探偵社を選ぶかで決めれば良いのではないでしょうか。
大手に依頼するとしても個々の探偵事務所を利用するにしても情報管理は徹底されている会社を選ばなければなりません。下請け探偵社やグループ内で情報共有されれば情報漏洩リスクは必然と高くなります。

広告に芸能人が起用されている探偵会社

芸能人の起用、高い広告費用を払えば色々な有名人をイメージキャラクターとして起用を出来ますよね。。

単に見た人の信用力を高めるためと考えられますが、もしかしたら本当にその芸能人が応援のために・・・ということもあるかもしれません。
しかし、信用力のために芸能人を起用しているとすれば、高い広告費用を払っていることによる経費の高騰、これによって調査料金も自然と高くなってしまうのではと想像されます。
大手でも個人探偵社でも、広告費を払えば芸能人をキャラクターとして起用できるため、大手探偵会社と判断する基準にはならないでしょう。

専門の教育機関

 

全てのスタッフが専門の教育機関で専門教育を受けている。とは自社で運営する探偵養成学校を卒業しているスタッフのみが在籍しているという事なのでしょう。
平成19年6月1日に執行された「探偵業法」といったものがあり、公安の指導などにより社員(探偵の業務に関わるスタッフ)の教育は義務付けられており、愛知県でも毎年行われている所轄警察の立ち入り調査では届け出ている関係スタッフへの教育について報告の必要があります。当然、何処の探偵事務所や興信所でも新しく入った社員に対して専門的な教育は行っているはずです。

名古屋に本店や支社が長く所在する探偵社の中には探偵業界に探偵学校が出来る以前から営業を行っていた探偵社、探偵調査員として働いていた探偵が探偵学校等に通う事もなく探偵事務所を開設運営してきた探偵社もあるでしょう。
現在は届け出が必要なので誰でも調査会社を 開業できるわけではないですが探偵学校に通う必要はありません。 探偵社を選ぶ際に重要なのは過去に処罰されるような問題を起こしてなく、探偵学校では得られない調査現場での経験と知識がしっかりしているかです。

以上のように、皆さんが探偵社を選ぶ場合に大きな探偵社を一つの基準とする人もいるようですが、実際には一つの案件、例えば浮気調査に直接係わる調査員や相談員の経験や知識など、どの程度のレベルかによって調査の結果や調査料金、また結果に対するアドバイスなども含め大きく変わってしまうことが想定されます。
ご自身が相談しようと思った探偵社が安心して依頼できるかどうかは実際に探偵社の担当員と会ってみて、費用・調査中の連絡手段・報告方法・調査によるリスク・調査の結果によるアドバイスなど、どの程度真剣に対応してもらえそうなのかを判断するしかありません。

・組合・協会加盟の探偵社や興信所なら信用できるのか?

○○社団法人○○協会

社団法人とは一般社団法人・公益社団法人の二つに分かれます(特例社団法人は除く)
一般社団法人とは、判りやすく言うと通常の会社(株式会社や有限会社)と大して変わらないでしょう。
株式会社などと同じように法人登記し、株式会社などと同じように収益を上げ、税金を納め、社員や役員が報酬をとっても良いことになっています。
通常の会社運営と同じような組織とお考えれば信頼の判断基準になるかどうかはわかりますよね。
つまり、法人を運営できる人なら誰でも設立できるのが一般社団法人で、社団法人に加盟しているから安心できるのとは違い、選ぼうとしている調査会社自体が個々に信頼出来そうかどうかで選択する必要があります。

2018年現在、探偵社・興信所が集まる(加盟)公益社団法人はありません。

特定非営利活動法人(NPO法人)○○協会など

特定非営利活動促進法は、特定非営利活動を行う団体に法人格を付与すること等により、 ボランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進することを目的として、平成10年12月に施行されました。(特定非営利活動(NPO法人)制度の概要より抜粋)

NPO法人○○探偵協会などの好きな名称で設立可能な団体です。
探偵社興信所の企業や関係する個人以外でも手続き認可が完了すればだれでも設立可能です。
一般的にはボランティアを目的として設立される団体と考えている方が多いのではないでしょうか。
現在、複数の探偵業界に関係するNPO法人がありますが、やはり社団法人や大手の探偵を選ぶ、場合と変わりなく最終的に問題が起きた際には依頼した探偵興信所個々の対応になるので、依頼する個々の探偵社や興信所が信頼できるかどうかが探偵選びのポイントとしか言いようがありません。

結局探偵・興信所を選ぶにはどうすれば良いのか

探偵や興信所は口コミで広がる職業とは言えません。どれだけ長く会社が運営されていても口コミで相談に来られる方は本当に一部です。
名古屋市の当探偵事務所ではお礼の手紙やお電話を頂くことは多くあります。
普段お付き合いのある弁護士や司法書士、企業調査でご利用いただく企業様からのご紹介、過去にもご利用いただいている個人の方や本当に一部の個人依頼者様は口コミで相談に来られます。

誰もが想像つくと思いますが、依頼される個人のみなさまはご自身の家庭問題などについて友人知人にもなかなか言えない事態打開のために依頼するのです。
たまたま仲の良い友人や身内が同じ状況で困っている話を聴けばご紹介に繋げていただけることはあるのでしょうが、依頼して良かったとわざわざ友人知人に告げ、その評価が飲食店で美味しかった、というような感じで口コミが広がるなんてことはありません。

結局どうしたらいいのか

  • 先ずはご自身で地元を選ぶかどうかを決める。
  • 電話帳やチラシ広告、ホームページで探す。
  • 電話をしてみて対応の良しあしを判断する
  • 実際に会ってみて、[実際に探偵を選ぶ際には最低限どのようなことを考えたらよいのか]に記載の部分を判断する
  • ここまで話を聴いてみて信頼出来そうかを判断する

結局どうしたらいいのか、探偵社以外のほとんどのサービス業については口コミを頼りにすることも出来るのですが、探偵や興信所については上記のようなことで判断し、ご依頼するかどうかを決めるしかないのです。
しかし、このような事をしっかりとチェックして依頼するのであればトラブルになることはまずないのではないでしょうか。
あとは探偵の腕とタイミング次第であなたの望んでいる結果が得られるでしょう