調査に重要なことは調査力+技術力+判断力

調査力+技術力+判断力=調査能力

調査能力(知識+調査技術力+判断力)については、昨日今日、探偵になった調査員が即身につくものではありません。
良い探偵指導者がいるからといって良い技術力が身に付くわけではありません。
探偵学校などに行った(卒業)からといって調査力や技術力、判断力が身に付く訳でもありません。
探偵経験が長いだけで調査現場での判断力があるかどうかは判断できません。

良い探偵指導者がいることで悪いことはありません。素人だった調査員が調査能力を高めていくうえで困った時に知恵を与えてくれる大切な存在です。

探偵学校を卒業したなどは、探偵として調査をするうえで危険(してはいけないこと、例えば法律行為に背く恐れのあること等)な事やどのように調査を進めていくのか等基本的なことを覚えていくには良いかもしれません。
経験が長いことは知識も技術も上積み蓄積されているはずなので良いことです。

浮気調査には経験を重ねた調査技術力+知識+判断力が必要

浮気調査を始めとした探偵調査を成功させる技術や経験や知識以前に、「調査が発覚するリスク」(ばれてしまう)を徹底的に抑えるという点は最も重要なことです。
名古屋(愛知県)のセラピー探偵事務所では、「発覚しないこと」を調査を進める上で最重要視し、浮気調査などの調査企画段階からこのようなリスク回避について毎回ディスカッションし、調査現場での判断力を磨く努力を常に続け、対象人物に調査が発覚するリスクを最小限に抑えることが出来ています。
このようなリスク回避を最重要視した調査を行っていても、稀ではありますが不信感を持たれたり発覚してしまうこともあり得ます。

他探偵社・興信所で依頼したり相談した後で相談に来られるお客様(依頼者)からは、調査が発覚した経験がない、不信感を持たれることもないと言われた、と聞くことも屡々ありますが、本当なのでしょうか。
実際に他探偵会社で失敗し、当探偵事務所へ相談に来られた方のケースで調査が出来なくなり困っていた方もおられます。

しかし、そのような探偵社での相談時に失敗したことはありません。と言い切られて安心できたから浮気調査を依頼した。と教えていただいたこともあります。

尾行して調査をする以上、変装などを含めた細心の注意を払っていても発覚リスクが無いとは言えません。また、何らかの事情で何時誰かに見られていないかと周囲を気にし、こまめに行く先々で車両や人物のチェックをしている対象者もいます。

当探偵事務所では「安心させて依頼をさせることを目的」とはせず、相談を受ける段階で「信頼をしていただける」=「安心して秘密を打ち明けて任せられる」を第一とし、必ず良いことも悪いリスクについても説明し、自社にとって都合の良いことだけを宣伝するようなことはしていません。

調査能力さえあれば浮気調査は絶対に発覚しないなんてあるのか

探偵はプロだから調査がばれることは無いというイメージがあるのか、尾行に失敗することは無い、バレることはない、と初めから疑ってもいない一般の方もおられますが、そのような完璧な探偵はいないと考えるべきです。だからこそ、相談した探偵がリスク(自社にとってやお客様にとって都合の良くないこと)を説明してくれるかどうか重要なことです。

「浮気調査が発覚」(バレてしまう)してしまった後には、再度調査(別の探偵社)を進めようと思っても再発覚のリスクは高く難易度は非常に高くなってしまうものです。
だからこそ、このようなリスク回避をするための判断力は重要なのです。

強引に調査を進めればもしかしたらその先の良い事実関係が掴めるかもしれません。
そのような賭けの様な状況で、強引に進めたり安易な考えのもとで進めた結果、調査発覚や不信感を持たれてしまったら、本来の目的である重要証拠が取れなくなってしまいます。

状況に応じて調査を一旦打ち切るのか、問題なく勧められる方法があるのか、を考え即座に状況に応じた判断を下す判断力こそ最終的に重要な証拠を記載掲載出来る品質の高い報告書に結びつけることができ、依頼者にとっての良い結果をもたらせられると考えています。